|
2005年 4月 | April 2005 |
![]() |
知床の日々の出来事を・・・ ・・・これまでのフィールドノート |
|||
| 4月 <少ない降雪量*低温=多かった昨年より多い積雪深 > ■ここへ来て春の遅さが目立ってきました。雪解けが進みません。積雪の多かった昨年や一昨年と比べても、今年の方が、大きく上回っています。 羅臼アメダスポイント積雪深(cm)
■今年の冬の特徴である西風によって、まるで太平洋側にでもなったかのように、雪も降らず、風も吹かず、記憶に残る暴風雪は?あったような?ないような? ただ、今年の冬は、いつになく気温だけは低く、12月からすでに真冬並の寒さでした。 ■結局、冬が終わりかけてみれば、少ない雪もこの低温で、きっちりと貯金されて、例年を上回る(多かった年さえ上回る)積雪深になっています。 これは、いつにないパターンなので、ここでちょっと頭を切り換えないと・・・ ■「多い所はより多く、少ないところは少ない」 降雪は少ないけど、積雪(貯金)は多いと言うことは、例えば海岸の急斜面など元々雪が積もりづらい場所は雪が少なく、例えば海岸のフクジュソウなどの開花は今のところ例年並、また、海岸のシカの樹皮食いや自然死も今年は少なく、積雪によるエサ場の消失が少なかったように思います。 反面、アメダスデータでもわかるように積もり易い場所ではより深く積もっており、風背斜面や、谷など凹地形での雪解けは相当遅れそうです。 ■今後、もう少し状況を見ないとわかりませんが、知床は冷たい海に囲まれた半島で、海洋の影響を強く受けるため、春はもともと気温が上がりません。そのため、今後、この状況が急激に変わるとは考えられません。 ■冬、降らなかった分、今、降っています(結局、帳尻はだいたい合うようです)。しっかり貯め込んだ積雪に、この雪、今年はどうなっていくのでしょうか? 羅臼アメダスポイント積雪深(cm)
|
||||||||||||||||||||
|
| [ Shiretokosite home page ] |