エゾリス 2006年 3月 March 2006
アカマルハナバチ

知床の日々の出来事を・・・

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3月 < 寒い暖冬 >

 今年の厳しい寒さは、今のところ11月9日に始まって、2月20日に終わったと、日付まではっきり言えるほど、その日を境にガラッと変わる極端な変化を見せました。

 今となっては、あれほど厳しかった寒さはどこへ行ってしまったのか?
 この寒さで、今年の流氷は、知床周辺に限らず、道東の海岸を埋め尽くすのではないか?と、思えるほどでしたが、その流氷も例年よりむしろ解けるのが早いくらいです。

 2月というのに雨が降り、目に飛び込む景色は、所々に地表が見え始めて、まるで4月のような光景となっています。
 元々、春が他と比べて特に遅い知床です。もちろん、このまま春になってしまうとは思えませんが、結局、後に振り返れば、この冬の傾向は暖冬だったのかもしれません。(2006/03/05)
 
2006/03/31
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:東後北・風力:2 最高:3℃・最低:-3℃)
  • 羅臼岳
  • やはり帳尻はあうようで、見え始めた海岸付近の地面も再び白くなり、一面の雪の原です。

  1. バッコヤナギ Salix caprea 冬芽
  2. ミズキ Swida controversa 冬芽
  3. ホオノキ Magnolia hypoleuca 果実
  4. ヒロハツリバナ Euonymus macropterus 果実外皮 冬芽
  5. トビムシの仲間 雪上にたくさん


2006/03/27
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:南・風力: 最高:℃・最低:-8℃)
  • 先週の降雪で、結局、いつもより早かった雪解けが、例年並に。雪があろうが無かろうが、ヒバリはいつも通りやって来ました。
  • 海岸斜面(ハルニレ林)

  1. ハリギリ Kalopanax pictus
  2. エゾイラクサ Urtica platyphylla 展葉
  3. アキタブキ Petasites japonicus subsp. giganteus 雄花花拡大)・雌花凍てついても開花) 徐々に増える
  4. ゴマフアザラシ Phoca largha 国後島 ダースベーダー?みたい
  5. イルカ? 頭骨
  6. エゾシカ Cervus nippon yesoensis 分散して例年より少なかった海岸付近のシカですが、山の斜面が雪で埋まったためか?海岸にシカが集まってきていました。
  7. アオサギ Ardea cinerea
  8. オオハクチョウ Cygnus cygnus 渡り初め?
  9. マガモ Anas platyrhynchos 
  10. ヨシガモ Anas falcata
  11. ヒドリガモ Anas penelope
  12. コガモ Anas crecca
  13. クロガモ Melanitta nigra
  14. ホオジロガモ Bucephala clangula
  15. オオセグロカモメ Larus schistisagus
  16. ワシカモメ Larus glaucescens
  17. オオワシ Haliaeetus pelagicus 成鳥(adult) 若鳥(imm.)
  18. オジロワシ Haliaeetus albicilla
  19. トビ Milvus lineatus
  20. アカゲラ Dendrocopos major
  21. クマゲラ Dryocopus martius 食痕
  22. ヒバリ Alauda japonica cぐぜり(初認)
  23. ハクセキレイ Motacilla lugens v(初認) さえずり(Song)も
  24. ミソサザイ Troglodytes troglodytes
  25. ツグミ Turdus naumanni
  26. ハシブトガラ Parus palustris
  27. ヒガラ Parus ater さえずり(Song) 追っかけっこ
  28. ゴジュウカラ Sitta europaea
  29. アトリ Fringilla montifringilla
  30. ウソ Pyrrhula pyrrhula
  31. ミヤマカケス Garrulus glandarius brandtii
  32. ハシボソガラス Corvus corone
  33. ハシブトガラス Corvus macrorhynchos


2006/03/25
知床半島(Shiretoko Peninsula) (雪後晴 風向:北西・風力:2 最高:℃・最低:-7℃)
  • 羅臼岳

  1. ダケカンバ Betula ermanii
  2. ハンノキ Alnus japonica 冬芽ふくらむ
  3. キハダ Phellodendron amurense 冬芽
  4. ツタウルシ Rhus ambigua 冬芽
  5. カンバタケ Piptoporus betulinus
  6. オオハクチョウ Cygnus cygnus 渡り初め?
  7. コゲラ Dendrocopos kizuki
  8. ヒガラ Parus ater
  9. マヒワ Carduelis spinus


2006/03/24
知床半島(Shiretoko Peninsula) (雪時々晴 風向:東・風力: 最高:℃・最低:-4℃)
  1. ハンノキ Alnus japonica ここ数日で急に冬芽ふくらむ
  2. マヒワ Carduelis spinus


2006/03/23
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴後曇 風向:南東・風力:2 最高:℃・最低:℃)
  1. ヒメウ Phalacrocorax pelagicus
  2. ホオジロガモ Bucephala clangula
  3. ウミアイサ Mergus serrator
  4. ワシカモメ Larus glaucescens
  5. オジロワシ Haliaeetus albicilla
  6. オオワシ Haliaeetus pelagicus 成鳥(adult)
  7. クマゲラ Dryocopus martius トドマツ食痕


2006/03/22
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:北西・風力:4 最高:℃・最低:-6℃)
  • 国後島 泊山 羅臼山
  • 空気の流れが止まったような穏やかな18日、その日は、国後島爺々岳もはっきり見えて、これはいよいよ予報通りの大荒れになるかも・・・(1月に吹雪いて以降、約2ヶ月の間、全く荒れなかった)、予報通り20、21日は大荒れ。風だけでなく雪も降り、これまで少なかった積雪の帳尻をあわせようとしているかのようです。


2006/03/18
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴後曇 風向:南・風力:2 最高:℃・最低:-4℃)
  • 知床半島(海岸の急斜面では消雪が進み、多くの地表が見え始めています)
  • 知床連山(急斜面の風衝地などで、山肌が少し黒くなり始めました)
  • 海岸南向き斜面(オオイタドリの群生地)では雪が消え始め、オオタチツボスミレやオオダイコンソウ、ヒメオドリコソウなどの越冬葉が顔を出し、エゾイラクサやチシマアザミの芽吹きが始まっています。キタミフクジュソウの芽吹きはまだです。
  • 最後の最後でドカッと来るかもしれません(例年4月末まではドカ雪の可能性有り)から、まだわかりませんが、結局、この冬の西風(知床にとって陸風)傾向は変わらず、ここ数年続いたどちらかというと大雪傾向から一転、小雪となりました。
  • 小雪→シカの死体少ない→ワタリガラスいない。この小雪で、春先のシカ分散(雪解けの早い海岸に集中しない)と、餌が確保出来ているのか?今のところシカの死体は少ないようです。オオワシは、勢いのない流氷といっしょに早々に退散しつつありますが、死肉好きのワタリガラスも、もう帰ってしまったかもしれません。

  1. チシマアザミ Cirsium kamtschaticum 芽吹き
  2. オオタチツボスミレ Viola kusanoana
  3. ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
  4. オジロワシ Haliaeetus albicilla
  5. ツグミ Turdus naumanni 多い


2006/03/16
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:・風力: 最高:℃・最低:-7℃)
  1. ミズナラ Quercus crispula 冬芽
  2. キハダ Phellodendron amurense 冬芽
  3. ヤチダモ Fraxinus mandshurica Rupr. 冬芽


2006/03/15
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:南西・風力:2 最高:℃・最低:℃)
  • 知床半島
  • 知床連山 羅臼岳(定点・拡大
  • 国後島 羅臼山
  • 海岸南斜面
  • 彩雲
  • まだほとんど白一色の知床の中で、いち早く雪が解ける南斜面(急斜面)では地表が見え始めました(まだまだ降雪は有るので、雪で埋まったり解けたりを繰り返しますが・・)。いつでも準備OKのフキノトウが、満を持して咲き始めました。また、芽吹きではありませんが、雪の下で越冬していた葉が、雪の重みでぺったりと伸されながらも青葉(越冬葉)を見せています。

  1. ダケカンバ Betula ermanii 
  2. ミヤマハンノキ Alnus maximowiczii 冬芽
  3. ハルニレ Ulmus davidiana var. japonica (手前にシカの骨)
  4. ツルアジサイ Hydroagea petiolaris さく果
  5. アキタブキ Petasites japonicus subsp. giganteus フキノトウ 雄花開花(初認)咲いていそうな、いないようなそんな状態は2月から続いていましたが、今日、雄花小花が開いているのが確認出来ました。
  6. カラフトダイコンソウ Geum macrophyllum var. sachalinense 越冬葉(枯葉をどけてみると、漬け物のように伸された葉が出てきました。この状態であの重い雪の下で耐えていたのですね。)
  7. オオタチツボスミレ Viola kusanoana 越冬葉
  8. オオバナノミミナグサ? Cerastium fischerianum 越冬葉
  9. エゾヒナノウスツボ? Scrophularia alata 越冬葉
  10. ヒメオドリコソウ? Lamium purpureum 越冬葉
  11. エゾイラクサ Urtica platyphylla 芽吹き
  12. ゴマフアザラシ Phoca largha
  13. エゾシカ Cervus nippon yesoensis 頭骨
  14. ヒメウ Phalacrocorax pelagicus
  15. ハジロカイツブリ Podiceps nigricollis 冬羽
  16. クロガモ Melanitta nigra ディスプレイ
  17. ワシカモメ Larus glaucescens 成鳥(adult)
  18. オジロワシ Haliaeetus albicilla
  19. オオワシ Haliaeetus pelagicus 数が減った?
  20. アカゲラ Dendrocopos major ドラミング
  21. セグロセキレイ Motacilla grandis
  22. ツグミ Turdus naumanni
  23. マヒワ Carduelis spinus


2006/03/14
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:南西・風力:3 最高:℃・最低:-6℃)
  1. エゾマツ Picea jezoensis 葉の裏 球果
  2. ツタウルシ Rhus ambigua 冬芽
  3. ツリガネタケ Fomes fomentarius


2006/03/13
知床半島(Shiretoko Peninsula) (曇後雪 風向:・風力: 最高:℃・最低:℃)
  1. キハダ Phellodendron amurense 冬芽(森の笑顔)
  2. オシャグジデンダ  Polypodium fauriei


2006/03/12
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴後曇 風向:・風力: 最高:℃・最低:℃)
  1. イチイ Taxus cuspidata 葉の裏表


2006/03/10
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:南西・風力:4 最高:1℃・最低:-9℃)
  1. アキタブキ Petasites japonicus subsp. giganteus フキノトウ 陽当たりの良い湧水地
  2. オジロワシ Haliaeetus albicilla
  3. オオワシ Haliaeetus pelagicus


2006/03/07
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:北西・風力: 最高:-2℃・最低:-7℃)
  1. ホオノキ Magnolia hypoleuca 冬芽
  2. イタヤカエデ Acer mono 冬芽
  3. キバシリ Certhia familiaris


2006/03/05
知床半島(Shiretoko Peninsula) (晴時々曇 風向:北西・風力:5 最高:3℃・最低:-6℃)
  1. オジロワシ Haliaeetus albicilla ディスプレイフライト



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